准看護師のお給料はいくらくらい?
看護師の資格を目指し学んできた方は、看護師には「正看護師」と「准看護師」がいるということをよくご存じのことと思います。では、お給料の面で正看護師と准看護師ではどのような違いがあるのかを調べてみましょう。
日本国内で2008年(平成20年)末に就業している看護師数は約87万7千人(うち男性の占める割合は5.1%)、准看護師数は約37万5千人(うち男性は6.2%)ほどいます。つまり看護師と呼ばれる人のなかで、正看護師が占める割合は半数以上で、准看護師は半数以下ということが分かります。言い方をかえると、看護師と呼ばれる人のなかでも1/3くらいは准看護師だということになります。
正看護師の平均年収は、女性の場合474.9万円、男性の平均年収は455.9万円です。月収の平均は、正看護師の女性が35.8万円、男性の場合で31.2万円になっています。では准看護師はどうかというと、女性の場合平均年収は424.4万円、男性の准看護師の平均年収が401万円です。准看護師の月収の平均は、女性が29.3万円、男性准看護師の場合で27.6万円と調査の結果が公表されています。
准看護師の場合は男女ともに正看護師よりもお給料が若干安めではありますが、他の職業と比較すると准看護師といえどもお給料の面ではとても恵まれているといえる仕事だということがわかります。
その上、正看護師と准看護師の両方に共通することで、過去5年のお給料の推移から、少しずつではあるが増額している傾向だと調査の結果からわかります。経済が不況の現在、一般の企業ではお給料の増額など、わずかでも難しいというところが多いと思いますが、看護師という仕事は、不況とはそれほど影響しない職業ということがわかります。さらに、社会が高齢化しているこもあり、もっとも注目されている職業ともいえるでしょう。
ただし、正看護師・准看護師ともに各医療機関や地域性によってお給料の金額に差があるのも念頭に置いておきましょう。たとえば大きな総合病院や大学病院と、小さなクリニックではお給料に差があるのは当然といえるでしょう。それは、目まぐるしく忙しい職場と診療患者数が比較的少ないところでは仕事の内容も異なります。ただ大きな病院では診療科の移動があったりしますが、クリニックではアットホームな雰囲気の中で仕事ができるという魅力もあります。職場の環境は、看護師によってさまざまですから、一概には“いくらだから安い”、“いくらだから高い”とは言い切れない部分があります。
正看護師と准看護師とでは、仕事内容などでどのような違いがあるか照らし合わせてみるとよいでしょう。また准看護師の場合、将来正看護師を目指すための大切なワンステップと考えてみるのもよいでしょう。
さらに言うと、職場が首都圏なのか、あるいは地方なのかによってもお給料に差が出てきます。平均月給の調査は、全国的におこなったものですから、一つの目安として知っておくとよいでしょう。また、准看護師だけではなく、正看護師のお給料も頭に片隅にいれおくことにより、将来正看護師へのステップアップを目指すときの“決めての一つ”となるかもしれません。












