看護師の初任給・年収は、どのくらい?
さまざまな職業があるなかで、看護師のお給料というのは、その、全般からみて、非常に高額であるというイメージがあると多いと思います。実態は、どうなのか、金額の一例ををみてみましょう。女性の看護師の給与の平均値は、約32.3万円というデータがあります。やはり、この、給与の平均額からいうとを、実際に、とてもに高額だということがわかると思います。高齢化がすすむなか、看護師の不足は、とても深刻な問題となっています。また、看護師が確保できないために、閉鎖になる病院があるのも事実です。看護師の不足を解消するために求められることは何かを考えると同時に、問題を解決できないまま、看護師を確保しようと、常に多くの求人があるのも事実です。最近では、その求人のなかに、毎月のお給料が35万円を上回るような、高額といえる給料の看護師の求人も、増えてきているようです。
しかし、ここで知っておいてほしいことは、看護師になりたての1年目から、32万円などの給料をもらえるというわけではないことです。この、給料の平均額というのは、同じ条件の看護師から算出したものではなく、すべての看護師の平均です。つまり、新米の看護師から看護師長なども含むベテランの看護師まで、看護師である人のすべてから調査してでた結果ということです。また、給料が32.2万円くらいもらえる看護師というのは、おおむね、勤務6~7年くらいで、ある程度の経験がある看護師の場合というデータということになっています。
看護師の仕事に限らず、どの職業においても、大抵いえることは、初任給というのは、それほど高い金額に設定はされていないということです。なぜなら、その職場において、その仕事を始めて経験する人に支払われる金額なので、ある意味、最低の賃金に近い額が相当であろうという考え方もあるからです。ちなみに、平成22年度の初任給は、大学学部卒の平均で205,641円というデータがあります。ではここで、医療機関の初任給は、どのくらいなのか、いくつか例をあげてみたいと思います。
看護師の専門学校を卒業し、医療機関へ就職した人の場合。ベッド数1000床ほどの、比較的に規模の大きい県立の総合病院に就職した場合、初任給は、27万円程度になります。ただし、この金額は、夜勤などの各種手当が含まれたものになります。また、この看護師の年収は、1年目で430万円以上となります。ただし、この27万円というのは、正看護師の場合の初任給であって、准看護師の場合になると、基本給が17万円程度になります。そこに、夜勤などの各種手当が加わり、初任給となります。就職する医療機関によって、初任給にも違いがあります。ここで例をあげた県立病院の場合は、比較的に高く設定されている初任給だということをと知っておいてください。また、県立病院に勤務するには、看護師の国家資格に合格すると同時に、公務員の試験に合格する必要があります。県立病院で働く看護師というのは、公務員の看護師であるからです。初任給で27万円というのは、なかなか魅力的な給与だと思いますが、誰もが簡単になれるものではなく、それなりに、高いハードルがあるとも言えるでしょう。
次に、高校の衛生看護学科を卒業し、そのご専攻科での勉強を2年間経た上で、国家試験に合格した人が病院に勤めた場合です。初任給は18万円程度で、看護師になった1年目の年収は、300万円を下回る場合もあります。この数字だけをみると、それほど高額な給与ではないと思われる方もいるかもしれません。また、看護大学などで学び、大学を卒業した後に看護師になった場合では、初任給が20万円程度となっており、高卒と比べ、2万円ほどの差があります。看護師の世界でも、一般の職業と同様に、学歴によって初任給の違いがあるというのが現状です。












